シーズン11お疲れ様でした。
今回のテーマは”キノガッサの入ったきれいなスタン”です。デンリュウほどではないですが、キノガッサも大好きなポケモンの一匹なので襷ガッサを主役に組んでみました。
陽気 181-177(252)-120-x-120-167(252)
猫だまし/捨て身タックル/冷凍パンチ/炎のパンチ
ガブリアス@こだわりスカーフ
陽気 183-182(252)-115-x-106-169(252)
ボルトロス@オボンの実
図太い 184(236)-x-134(252)-146(4)-100-133(16)
10万ボルト/目覚めるパワー/ボルトチェンジ/電磁波
ヒードラン@こだわり眼鏡
控え目 187(164)-x-126-200(252)-126-109(92)
オーバーヒート/火炎放射/ラスターカノン/竜の波動
意地っ張り 135-200(252)-101(4)-x-80-122(252)
キノコの胞子/種マシンガン/マッハパンチ/剣の舞
図太い 207(252)-x-170(156)-113(20)-136(4)-115(76)
熱湯/凍える風/毒々/吠える
※使用したボルトとスイクンは非理想のため上記より低いです。
【個別解説】
中耐久以下を封殺する猫捨て身を採用。初手のガブリアスや受けにくるナットレイを削るための冷P・炎Pも採用。特にパーティ全体で炎打点が少ないため、選出の幅を広げるためにも炎のパンチは切れませんでした。このガルーラは数値受けで簡単に止まりますが、後ろのガッサで起点にしたいので、グロウパンチの採用は見送りました。ただ、ガルーラ対策をゴツメに一任しているパーティも多々見受けられたので、接触技しか持たないガルーラは非常に使いづらかったです(決して弱くはなかったけども)。C個体値が1ケタでなければ、絶対に冷凍ビームと火炎放射に変えてました。
キノガッサの障害であるゲンガーを処理・抑制するためのポケモン。陽気リザや意地スカガブに勝てるように陽気最速スカーフを採用。その分火力が相当怪しい(無振りメガゲンや無振りゲッコウガが逆鱗で乱数1,意地なら確定)ので、周りでしっかり削った後に〆ていきましょう。炎の牙は大文字か耐久にささる毒々もアリ。
チョッキマンムーの増加から、草結びを持ってもマンムースイクンの並びを崩せないため、マンムー入りには出さないと割り切って、対面操作のできるボルトチェンジを採用しました。とんぼ返りも考えましたが、後攻で身代わりを壊しつつ控えに繋げられるメリットを重くみて今回はこちら。パーティ内で唯一地面技を無効化できる貴重な存在。
H:ステロ2回や前歯でオボン発動するように4n
有利対面を作ってオーバーヒートをぶっ放します。竜の波動は打つ相手がいないことから、ファイアローに勝てる原始の力か、相手のヒードランへの打点となる大地の力に変更すべきだと感じました。鬼火への後出しやニンフィアの処理など、パーティの補完として組み込みました。地震のないガルーラと打ち合うこともあるため、後続の圏内まで容易に削ることのできるこだわり眼鏡は外せませんでした。つまるところ削り役です。控え目CSぶっぱの方が強いと思います。
S:4振りFCロトム抜き抜き(作ったのが割と前なのでこの調整の意図を忘れてしまった。ロトム抜きのヘラ意識か?)
H:無補正C振りメガゲンガーの気合玉を高乱数耐え(87.5%)※あくまで目安
構築の主役。キノコの胞子や強力な先制技によるタイマン性能を見込んで襷キノガッサを採用しましたが、今回は、対面の相手はもちろん後続も吹き飛ばすために抜きエースとしての役割を持たせました。襷で得た1ターンの行動保障がある中、より全抜き性能を高めるために、岩石封じを切って剣の舞を入れることで、構築レベルで厳しいグライオンやクレセリアなども強引に押し切ります。
[火力目安]
・ランク2↑
種マシンガンで179-191までのグライオンが4発命中で確定
HB特化クレセリア5発命中の全弾最低乱数が225ダメージ=5発でほぼ確定
※対クレセリア(急所込み)
ターン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
瀕死率 | キノコの胞子 | 剣の舞 | 15.88% | 88.47% | 100% |
ターン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
瀕死率 | キノコの胞子 | 0% | 6.99% | 62.89% | 97.79% |
・ランク4↑
物理へのクッション。相手のガルーラやバシャーモを流すか削るかし、主にガブリアスやキノガッサの圏内まで削ることを意識して立ち回ります。出来る限り物理に厚くしたいところですが、チョッキマンムーの上をとるためにSに若干努力値を割いてます。技に関しては、耐久ポケモンの処理ルートを増やすために毒々、身代わりやバトン等からの展開を防ぐために吠えるを採用しています。
S:ランク1↓最速105族抜き
【選出】
対面構築らしくどのポケモンも万遍なく選出しましたが、基本方針として、ガルーラで崩してガブリアス・キノガッサで〆ることを意識しました。崩しポケモン+クッション+抜きポケモンが自然に選出できるとグッド(例:ガルボルトガッサ)。
【パーティ雑感】
高種族値・高スペックなポケモンたちのおかげで少々不利な状況であっても切り返しが十分に効くポテンシャルの高いパーティだと感じました。1700中盤からスタートし、26勝12敗で最高が2050、最終が2013でした。2000台に入った途端勝率がガクンと落ちてしまい、自身の力不足を感じるとともに、上位がきちんとガルーラスタンに丁寧なメタを張っている印象を受けました。
~おまけ~
S11で出会った個人的ツボだった構築
・フリーザーグライオンドータクン+バンドリなにかの一撃サイクルパ
構築の発想・プレイングともに素晴らしかったです。状態異常からのまもみがと耐久ポケを葬る一撃必殺をきれいに組み合わせてあり、バトルしててすごく盛り上がりました。記事探してます。
※追記
無事見つかりました。コメントしていただいた方ありがとうございます。