お久しぶりです。くわっちょです。
まだまだシーズン14は続いていますが,今季中盤~終盤,真皇杯九州予選でも使用していた構築を記したいと思います。真皇杯直前の時期に最高2044まで行きましたが,その後1900帯で停滞してしまいました。くやしい。
ニャオガッサメタモンを主軸とした猫の手胞子ギミックのパーティです。
【パーティ詳細】
性格:臆病
特性:いたずらごころ
持ち物:たべのこし
能力値:179-47-99-103-101-171
努力値:236-0-20-0-0-252
技構成:ねこのて サイコショック みがわり めいそう
役割/採用理由:構築の核。無対策の相手には,猫の手→身代わり→瞑想の安定行動をとるだけでイージーウィンができます。瞑想を積むポケモンを突破するためにキネシスではなくショックを採用していますが,ガルーラやヘラクロス等への乱数が大きく動くので,ガッサメタモン以外と組ませる場合はサイコキネシスでもいいと思います。悪タイプで完全に止まりますが,後述のキノガッサやメタモンを駆使して立ち回るか最初から選出しないかを決めます。チャージビームや悪の波動だと悪タイプでも止まりませんが前者は確実性に欠けDも上がらず,後者は瞑想持ちを倒せなくなるため不採用。
HPは,身代わり消費分=食べ残し4回分かつ≠4nを満たすように調整。残りをBに回すことで,不一致イカサマを身代わりが確定耐えするため,A個体値はしっかり0or1を粘りましょう。また,最速にすることで臆病以外のボルトロスやSの遅いファイアローを嵌めたり,ガブリアスを上から叩いたりすることが可能となります。
基本的に体力MAXのガルーラと対面した時は負けるので,事前に積んでおくor削っておく必要があります(3積みで181-121メガガルーラが確定2)。
性格:腕白
特性:ポイズンヒール
持ち物:どくどくだま
能力値:167-150-145-×-80-91
努力値:252-0-252-0-0-4
技構成:キノコのほうし きあいパンチ まもる カウンター
役割/採用理由:ガルーラやガブリアス,ナットレイ等に対面から勝つ駒としてHB特化で採用。技は当然,キノコの胞子以外が猫の手で選ばれないものにしてあります。フェイントだと若干能動的に相手を削ることができますが,守る込みのポイズンヒールによって確定数をずらすというメリットが非常に大きいため今回はこちら。
パーティ全体が先発ガルーラを非常に誘いやすいので,眠らせて流すかあわよくば倒すかしてもらいます。ニャオニクスが登場する前に相手のラムカゴを消費させる役割もあります。耐久の目安として,A194メガガルーラの捨て身が136~162ダメージ,C177化身ボルトロスの珠めざ氷が133~156ダメージ。
性格:生意気推奨
特性:かわりもの
持ち物:きあいのタスキ
能力値:155-×-×-×-×-×
努力値:252-252-0-0-0-0
技構成:へんしん
役割/採用理由:バシャーモやファイアロー等が見えた時(ニャオニクスやキノガッサが先発で出せない)に偵察用として投げる駒であり,裏選出にも組み込める非常に便利なポケモン。先発に投げることが多いため,タイマン性能が向上し起点になりにくい襷を持たせました。また,ダウンロード対策のB<D,ウルガモス意識のめざ岩個体,なつき度最大とし,ほとんど起こりませんがメタモンミラーの悪あがきダメージを上げるためAに振り切りました。メタモンを使う際はその他の細かい仕様も覚えましょう(ex.ガルーラに変身した自分のメタモンを相手のメタモンがコピーしてガルーラになることはできない)。余談ですが,たまにありえない技配置をされていると殺意のあまり押しミスしてしまいます。止めてください。特にカイリューの竜舞左上のお前,覚えてろ。
性格:陽気
特性:もうか→かたいツメ
持ち物:リザードナイトX
能力値:153-136-99-×-105-167(メガ後 153-182-132-×-105-167)
努力値:0-252-4-0-0-252
役割/採用理由:ニャオガッサの出せない受けループ対策として採用。ヤドラン対面で非メガ身代わり→ラッキー後出しに剣の舞でイージーウィンできます。炎打点が貧弱ですが,舞えない対面の時に少しでも与ダメを増やすためにニトチャ逆鱗としています。あまり選出できないポケモンですが,ジャローダ入りのクチート軸やクレセドランを崩すために活躍してくれました。
こちら↓を参考にしました。
ヴァン下田,【S12】ニンフィアのなく頃に改【最高2169】 - しもだ物語 ,2015年11月
化身ボルトロス
性格:臆病
特性:いたずらごころ
持ち物:オボンのみ
能力値:161-×-92-168-102-179(理想個体ではないため,実際にはC167個体を使用)
努力値:52-0-12-180-12-252
技構成:10まんボルト きあいだま でんじは わるだくみ
役割/採用理由:ガルーラを上から殴れる電気枠。電磁波によるサポートや相手の物理受けの突破が見込めます。めざ氷個体ではないため,よりHに努力値を割いているオボン悪巧みボルトとは違い,最低限悪巧みができる耐久ラインを確保しました。(目安として,A182ガブリアスの逆鱗耐え,C191メガゲンガーのシャドーボールをオボン込み確3)先制電磁波やゲンガーに初速で勝っていることを重くみましたが,霊獣ボルトでの採用も一考の余地あり。
性格:腕白
特性:あついしぼう
持ち物:ゴツゴツメット
能力値:207-152-140-×-81-113
努力値:172-12-220-×-4-100
役割/採用理由:電気の一貫を切り,ガブリアスを後出しから対処できるポケモン。当初は珠マンムーだったが,ニャオガッサ選出できないときの相手の先発ガルーラをだれも止められないため,裏の圏内まで削るゴツメを持たせました。とはいえ,秘密ガルーラもすっかりメジャーとなった今,満足に役割を果たせない場面も多く,このポケモンもリザードンと同様選出は控え目でした。
【選出について】
はじめに,ここでの選出の判断基準は「ニャオガッサメタモン」の場合に限るということを断っておきます。レパルガッサ等とは全くの別ものであることに留意してください。
猫の手胞子パーティにおいて,もちろん立ち回りや運も重要ですが,一番大切なのは選出です。どのパーティにならニャオガッサメタモン(表選出)を選出できるかが大きな鍵になります。
<一匹でも見えたら表選出できない>
(猫の手) etc.
つまるところキノガッサやメタモン等で処理ができないポケモンです。また,ピクシーは構築単位で無理なポケモンです。
<あまり選出したくないが選出できないこともない>
etc.
<選出できる>
etc.
ガルクレセサザン等,「勝てなくもないがきついポケモン」が複数いると基本的に出せません。
【対策】
表選出できた時の個人的ランキング
第3位
猫ガルーラ+眠らせ役
ニャオニクス身代わりのタイミングでガルーラ出し→猫で身代わり破壊→眠らせ役にバック→以下ループ
ニャオ側が安定行動をとり続ける限りどんどん体力を削ることができます。
第2位
初手にガルーラを投げキノガッサを削る→ガルーラが眠った後,気合Pのタイミングでクレセリアを投げガッサを処理→TOD
6積みサイコショックがHB特化クレセに49~58ダメージしか入りません。
第1位
身代わり悪巧みカムラ最速化身ボルトロス
おれが悪かった(土下座)
残りのシーズン頑張っていきましょう。